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VoIPを活用したWebセンターを開設=北大、ITベンチャーと連携(Computer TELEPHONY)

アイティ・コミュニケーションズはISPや航空・旅行会社といったIT知識やバイリンガルスキルが
求められる顧客応対業務に強みを持つアウトソーサー。2000年8月、中核センター拠点を
札幌市に開設したが、特徴的なのはいち早くVoIPを活用した独自のWebコンタクトセンターを
構築していることだ。テレマエージェンシーとしては後発になるので、インターネットを利用した
多様なサービス提供、365日24時間対応、高スキルサポートなどをセールスポイントにして
いる。札幌市の選択理由を小金澤健司社長は「補助金では沖縄が有利だったが、
最終的に札幌に絞った決め手は人材。情報処理の有資格者やバイリンガーが首都圏、
阪神圏に劣らず豊富だ。また、優秀な人材のUターン・Iターン志向が強くコミュニケーション
スキルに対しても意欲的にアップしようとする人も多い。加えて、自治体の対応も単に
支援策だけでなくフォローを含めて積極的だった」と指摘する。
社員数は現在170名。本人の希望で雇用形態を変える場合はあるが、基本は全て正社員だ。
このため新卒採用が多いのが特徴で男性比率も高い。高卒から大卒、システム部門では
大学院卒まで幅広く採用しているが、高卒の場合は高校とタイアップして事前に
研修カリキュラムを組むケースもある。教育などの初期コストは多くかかるが、定着率は高く
結果的にメリットが大きいという。事業が軌道に乗るのに伴い、本社機能も大阪市から
札幌に移した(大阪には関西方面をカバーするセンターを設置)。
11月中にセンターを人材確保が図りやすい札幌駅近くのビルに移転、ブース(キャパ)を
1.5倍にし、今後の業容拡大に備える。さらに、北海道大学や地元のITベンチャーと共同で、
独自にIP-PBX/CTIのASPモデルを開発するなど、コールセンター開発を起点とした地場
IT産業との連携・発展という理想的な展開が図られている。

Computer TELEPHONY 2002.12